箱カメラを使ってから、目測式のカメラが好きになりつつある。
距離を推定する、っていうのは最初は面倒だけど、1m、2m、4mあたりを体感的におぼえておくと何とかなるような気がする。
気楽でお手軽。
手持ちの中では Box Tengorを持ち出すことが多いのだが、手軽な6x6が欲しかった。以前記事を書いた Bonitaも手軽でかわいいのだけど、いかんせん歪みが大きすぎる。
で、$60ぐらいでうちにきたのは
Agfa Isolette I。Agnarっていう開放値4.5のレンズがついている蛇腹式の目測カメラ。フォーマットはブローニー 6x6。
シャッタースピードは箱カメラよりも豊富(当たり前か)で、バルブ、1/25、1/50、1/200の4種類。
今回手に入れた個体は蛇腹に穴はなくてシャッターもそれなりに走っているようだけど、フォーカスリングが固着してしまっていて全く動かなかった。レンズも少し曇っていた。
いろいろと調べてみると元々はいっているヘリコイドグリスが原因なので分解して掃除するばなんとかなる、と。
小っこいネジを3本ゆるめて前玉のユニットをゴムで保護しながらペンチ(笑)で回していったらかなり大変だったけど外れてくれた。
あとはアルコールにユニットごとつけ込んで、黙々と綿棒・クリーニング液を使ってお掃除。緑色のグリスは変質してしまっているので徹底的に。
あとはヘリコイドグリスを薄く綿棒でつけてユニットを組み立て元通りにする。
何回かくるくる回していたら驚くほど軽く回るようになった。レンズの曇りもきれいになったのでとても気持ちがいい。
最後に裏蓋をあけてスリガラスをつけて距離の調節をしたらおしまい。カメラを三脚に固定してからバルブにしてレリーズでシャッターをロックしてメジャーで1mのところにおいた本の背表紙にある文字であわせてみた。
さて、どんな写りをするのかなあ。
ってところでこいつに Fomapan100をつっこんでバイクに乗って奈良の山奥で試し撮りをしてきました。これはまた次回。
