2013年3月23日土曜日

早起きと港

以前にも書きましたが、東北の港湾地帯で生まれ育った自分。

やはりそうした記憶は深層心理のさらに奥の方まで焼き付いているようで、船と油の匂いの混じった潮風の匂いを嗅ぐと不思議なほど懐かしく切ない気持ちになってしまう。


ブロ友さんの記事をみていたら神戸の浮きドックというのがあるらしい。
ググって地図も細かく見るとどうやら神戸駅からそれほど遠くないという。

カラーかモノクロか、35mmか中判か悩んだが、選んだのは結局 6x9の Moskva-5だった。
フィルムは Efke R50という iso50のやつ。
Tri-XとかHP5+は優秀なフィルムだとは思うのだけど、自分は EfkeやFomapanの描き出してくれるコントラストが好きなんです。


Moskva-5なんていう、ロシア製の蛇腹カメラ(しかも6x9フォーマット)を好きこのんで使う人はそれほど多くはないと思う。
でも Efke、Fomapanのフィルムと同様、私は好きです。
何故か?
・・・・わからないなあ、なんでだろう。


そんなことを考えて写真を撮っているとさすがは1本あたり8枚しか撮れない 6x9フォーマット。あっという間に2本を撮り切ってしまう。

朝の5時半に家をでて、現地についたのは朝の7時。
そうして帰宅したのは午前10時、というスーパーあっという間の撮影記でございました。

写真は Moskva-5 + Efke R50、現像はRodinal 1:25 EI50です。Ro


6 件のコメント:

  1. ぐわ~、かんどーしたっ♪
    フォーマットがどうのこうのではなく、この素晴らしいトーンにいちころです。
    モノクローム写真の表現はいろいろありますが、ハイコントラスト向きの被写体ってありますよね。
    この港の風景はまさしくそれじゃないでしょうか。^^v
    モスクワ5型、私の個体は蛇腹に微妙なピンホールがあったらしく、時々心霊写真が撮れました。^^;
    で、Mamiya-6を入手したんですが、これも経年変化で心霊写真が撮れるようになりました。
    やはり蛇腹のカメラって、あまり長持しないんでしょうかねえ。^^;;;

    返信削除
    返信
    1. おはようございます。
      モスクワ5、ですが蛇腹は比較的丈夫、との記事を読んだことがあります。
      ただ、経年変化とその機構からどうしても角っこがいかれてくるんでしょうね・・・。
      コメントありがとうございました。

      削除
  2. こんにちは♪

    圧倒的な質感を感じますね。
    モノクロハイコントラストな仕上がりと被写体がマッチしている様に思えます。

    中判の写りはスゴいですね〜。

    返信削除
    返信
    1. こんにちは。
      中判は枚数が撮れないことが難点でしょうか。
      今日はいっぱい撮りたいんだよなあ、って時には135を持ち出すようにしてます。
      6x6なら12枚、6x9なら8枚っていう縛りは時として心地よかったりしますが・・。

      削除
  3. はじめまして、
    リンクを辿り辿りで参りました。
    6×9でefke、圧倒的ですね。
    主に技術的、金銭的に35mmしか使えないのですが、
    こういう写真を見るとすごく揺らいでしまいます(^^;)
    Rodinal、R09ですが私も使っています。素晴らしい現像液ですよね。
    あくまで白と黒の間の話なのに、人によって全く違う顔を見せてくれるモノクロは
    本当に奥深い、底無しであるとさえ感じます。

    今後も是非お邪魔させていただけたらと思います。
    初めての書き込みでお願いするのは恐縮ですが、
    是非リンクさせていただけましたら幸いです。
    何とぞよろしくお願いいたします。

    返信削除
    返信
    1. こんばんは。
      荷物に余裕があるときにはexaktaなんかも一緒に持っていたりしますが、やはりカメラは一台のほうが集中できるようにも思います。
      現像液は Tri-X、Rolleiフィルムは D76で、それ以外はR09が多いです。ただ、粉を溶かすのが面倒くさいのでR09ばかりになってしまいますが・・。

      リンクの件、こちらこそどうぞよろしくお願いします。

      削除