iMacが故障してサポートセンターとの間を二往復したり、いろいろとあったけどそろそろ再開します。
5月連休中の早朝は気温がとても低く、このような山奥を走る車・バイクは皆無であった。国道477号線は百井別れというヘアピンカーブで二手に分かれるのだが、そこを進むとかなり険しい道となる。
すぐに曇ってくるヘルメットのシールドを開けて走っていると顔が凍ってしまいそうなぐらい寒い。でも楽しいのは何故だろうか。
早朝、ということもあるとは思うが人の気配がほとんどない。
出会ったのは白い犬の親子だけだった。
こちらは母犬。
子犬はやや警戒しているせいかこちらには寄ってくることはなかった。
ここは大原小学校百井分校というのだが、集落における過疎が進んでいるため現在は休校のようだ。
廃校とは違って校庭も時々整備をされているような印象を受ける。
一般公開されているわけではないので、校舎の中には入らないようにする。
フイルムを1本撮り終えて校庭の傍に座ってフィルム交換をしていると、先ほどの犬の親子がそばに寄ってきた。
母犬は僕に寄ってきて手をなめてくれたりでフレンドリーであったが子犬のほうは一定の距離を保ちつつ僕の匂いを嗅いではさっと離れるような。知らない人にはついていってはいけない、ということを守っているようでほほえましい。
今回の目的は百井の集落とそこにある校舎の写真を撮るだけなので犬たちに手を振って帰る。何故か寂しい気持ちになってしまう。
今回のカメラは KowaSix、フィルムはフジのリアラエース220です。